ハロウィンのキャンプ場、ダークルームにダークサイド母あらわる!!!
4回目のキャンプでは、「母、ダークサイドに落ちる事件」が起きました。
その仔細です。
こどもを生む前、会社の同僚に、聞いたことがあります。
子育てとは、
「人間性が試される」
と。
マトリョーシカは、基本的に人間ができてません。
怒りやすいし、献身深くもないし、愛情にあふれた母でもない気がします。
「良識」「理性」「体面」で日々何とか、母をしています。
それが吹っ飛ぶ瞬間。
わたしの場合、それは「寝起き」です。
パソコンで言うなら、起動したては、良識・理性・体面とかがロードされてない。。。本性がでるのかな。
4回目のキャンプは、今までの反省点を直して直して、
今回はいい感じ!という思いがありました。
そして、前日はもちろん寝不足でしたが、「今回はちゃんと寝るぞ!」という思いで臨んだんですね。
また、かつてなく、気持ちよく寝れそうだったんです。
そこに襲った「娘の夜泣き」
今までのキャンプで眠れなかった思い出が、走馬灯のようにばーっとよみがえってきて。
3回目の巴川キャンプは、お友達家族が隣にいたので、立派な「体面」がありました。
明るくしてあげて、
落ち着かせてあげて、
本人の目が覚めるのを待って
気分を変えてあげて。
巴川の時は、何回も繰り返して、夜を過ごしました。
勝手に期待した分、勝手な落胆も大きく。
あんなにしてやったのに!また今回もか!
という思いだったかな。
ダークサイドに落ちました。
気づくと、
「なんでなくの?」
「いいかげんにして」
とか言いましたね。キレながら。
思い返すとなんて勝手なんでしょ。
もともと夜泣き気質のある娘です。が、キャンプの時は特に激しい。
キャンプ自体が大人の遊びですし、そこに娘は巻き込まれているわけで。
娘は何ら悪くないわけです。
当たり前ですが、…泣いてる子が、親に「なんで泣くわけ?」と言って泣き止むわけありませんよね。
最悪です。
娘は最終的には、ママを怖がってますます泣き、パパに抱っこされて寝ました。
この記憶は娘を深く傷つけたみたいで、しばらくは、「パパがいい~」が続きました。
今は毎日私の腕枕・足枕・腹枕で寝る娘ですが・・・たまにふっと「あの時のママは怖かった」と言われます。。。
ごめん、、、娘。
そして、ノーモアダークサイド、ということで、以下のような対策を立てました。
【娘の夜泣き対策】
①夜泣きはするもんだとおもって備える
・飲み物は枕元に。
・キャンプの時ぐらいは、泣いたとき用の"特別"を用意しておく
寝起きに口当たりのよいフルーツ・飴・ジュース
・目を覚ましたときの読む本を用意
・泣いたときにつけるランタン
これらを、「こんなこともあろうか」袋にまとめておいておく。
→私の精神衛生上も効果がありました。「こんなこともあろうか」という名前を付けて落ち着けました
②子の睡眠環境は快適にしてあげる
・厚めのインフレーターマット、ママと一緒のインフレーターマット
・ママと一緒、一体型の寝袋
・お気に入りの枕、ぬいぐるみ
③ダークルームテントをやめる
→効果絶大でした、、、、やっぱ暗いのやだったみたい。。。
上記の対策を実践して臨んだ今年のキャンプ!!!
第1回目はちょこっと泣きましたが、母、ちゃんと優しいままでいられました!!!(グルキャンだったので体面もあり)
第2回目。
はじめて泣かなかった~~~~!!!!!
慣れもあると思いますが、対策重要ですね。
そして、初めてなかなかったこの前のキャンプで。
隣のテントで、同じようなママさんに遭遇しました。
「なんでなくの!?」
「意味わかんない」
「迷惑なんだけど」
「しずかにして」
漏れ聞こえてきた声です。
自分を思い出して恥ずかしかったです。
そして、ファミリー利用が多めのキャンプ場において…聞こえる子供の泣き声は、
「おー、泣いてるわぁ」
「なれない宿泊じゃ、そりゃ泣くわなぁ」
「おー、元気元気。」
と、受け流せるものでした。
もちろん、よその人にとっては騒音には違いなくて、「子供に対する寛容」がその基本にあります。
今までうちの娘、結構泣いてましたが、皆さん優しく、嫌な顔をされたことはなかったと記憶してます。
親のキレ声のほうが、圧倒的にうるさくみっともない。
気持ちはすごいわかるんです。
迷惑がかかる、自分も疲れている、間近で聞く子供の声は破壊力満載。
そして、ダークサイド事件の際・・・さぞかし私はみっともなかっただろうと・・・・反省。
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